お疲れ様です。イチゴ栽培担当 カトウです。
今季の高設ハウス内の作付けは下記のようになりました。
作付け計画（案）から若干の変更や追加の試験依頼があったので、こんな感じになりました。
・ハウスの規模は縦35m×横7.2m、面積は約2.5a
・各ハウスに高設ベッドが5本。1本の長さは約30m、定植できる数は約250株になります。
・ハウス1棟で約1250株定植、2棟で2500株くらいになります。
・GF2ハウスのみ炭酸ガス装置を設置
・栽培期間は9月末から6月初旬（収穫期間は12月末から6月初旬）
・定植は9/25、10/2の2日間に分けて行いました。
・栽培品種は「越後姫」「よつぼし」「はるひ」「すず」「あまいろは」の5品種。
・定植数はハウス2棟で2396株
「越後姫」1960株（10.5㎝ポット 1350株、ジフィーセブンC 610株）、「よつぼし」248株、「はるひ」70株、「すず」70株、「あまいろは」48株
・「越後姫」は7/4に採苗。育苗段階で10.5㎝ポットとジフィーセブンCを使用。（ハウスマップの※にジフィーを定植、⑦は10.5㎝ポットとジフィー半分ずつ）
・「よつぼし」は5月GWに種を蒔き、育苗
・「はるひ」「すず」はセル苗を購入。7/20に届き、10.5㎝ポットにあげて育苗
・「あまいろは」はポット苗を購入。10/4に届き、すぐ定植。
《比較試験》
・炭酸ガスの有無（GF1ハウス無、GF2ハウス有）
・「越後姫」育苗時に10.5㎝ポットとジフィーセブンCを使用して生育状況比較
・青線は「鉄力あぐりＢ12」を定植時、植穴に施肥。2番花の開花、収穫を比較
・赤線はクラウン加温用「株元ヒーター」「根っこヒーター」を設置。2番花の開花、収穫を比較（株元ヒーターについては別でブログを書きます）
今季は夏の記録的猛暑の影響や9月10月の気温が平年より高いなど、イチゴに限らず作物を栽培するには厳しい年となりました。
いくら施設園芸とはいえ、去年と同じ、例年通りが通用しないとこを改めて実感しています。
今の生育状況が知りたい！
指導環境制御システムを見たい！
試食したい！
この品種を作ってほしい！
どんな作業してるの？
いちごって儲かるの？
など、質問やハウス見学受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
・・・農業って大変だな。
