来期に向けて種まき

お疲れ様です。イチゴ栽培担当 カトウです。

今季のイチゴ収穫も残すところ1週間!!

1月中旬頃から始まり5月末まで約5カ月間の収穫作業も終わりが見えてきたところで、来期に向けた準備も進んでいます。昨年10月から管理をしている越後姫(親苗)のポット苗を植えてランナーを伸ばしたり、5月GW明けに「よつぼし」の種まきをしました。

 

今回は「よつぼし」を播種した様子を紹介します。

播種のポイントは3つ!

①乾かさない

播種後から発芽まで1度でも乾いてしますと発芽率が落ちます!

こまめな潅水、底面吸水などで乾燥を防いでください。

②覆土しない

イチゴの種は光を好むらしいので覆土しなくてもいいです。

③温度

「よつぼし」は播種後10日程度25~28℃に保つと発芽促進するらしいです。5月のハウス内は晴れれば25℃以上になりますが夜間は気温が下がるので少し熱をかけて管理します。

暑すぎると乾きやすくなるので注意してください。

※①~③まで書きましたが、

・熱がかけれない

・こまめな潅水が難しい

・すぐに乾く

という方はプレハブなど直射日光に当たらない涼しい場所で、覆土をして種が乾きにくいようにしても時間はかかりますが発芽しますので大丈夫です。だいたい2週間後くらいから発芽してきます。※セル苗も販売しているので苗を買うのもアリです。

 

ちなみに私は何度か乾かしてしまったので発芽率悪いです。去年までは覆土してプレハブ内で管理していました。播種から2週間かかりましたが問題なく発芽します。

 

5/9「よつぼし」播種。播種後はハウス内でビニールでトンネルを作り温床線を使って25℃以上になるよう管理。晴れた日に何度か乾きました。

ピンセットの先端の種が見えますかね?

1粒1粒こんな感じで播種します。

5/23撮影 5/20頃から発芽し始めました(播種から約10日)。

この後は6月中旬頃から追肥をして7月に入ってからポット上げをする予定です。