いちご 11月の作業と12月の作業予定

お疲れ様です。いちご栽培担当 カトウです。

今回は11月、12月の作業につて書いていこうと思います。

11月は花が咲き始める時期です。主な作業は、①芽かき、②交配

12月も引き続き、③芽かき、④交配、⑤早い品種は年末に収穫があるかもしれません。

 

①芽かき

・成長するにつれて葉の脇から脇芽が伸びてきます。脇芽の数は品種によって違いますが余計な芽をかいて2芽にしていきます。

私たちは収穫量を増やしたいので2芽管理を行いますが、1芽管理で果実を大きくしようとする農家さんもいます。

・芽かきは花が咲くころに行っています。花の両脇に2つ脇芽が出るので、それを残します。残りの芽はすべて取り除いていきます。小さいうちに取り除こうとすると途中で折れてしまうこともあるので、少し伸ばしてからの方が取りやすいかもしれません。

花が咲く前にすると、どの芽が必要かわからなくなることもあるので確実にわかるまで放置してます。生育によっては脇芽が1つしか出ない場合もありますし、4つ5つあるけど花の隣は1つしかないときもあります。その時は、なるべく花に近い2つを残します。

 

②交配

・花が咲いたところから交配を始めます。11月は花数が少ないので私たちとビーフライで交配を行い、12月になるとミツバチに交配をお願いします。

・越後姫だと11月20日頃の開花ですが、早い品種は11月上旬には咲き始めます。咲いたところから耳かきの綿?毛?の部分で優しく花を叩き交配を行っていきます。強くするとおしべが折れたりするので、やさーーーしくするのがポイントです!

・2年前から11月の交配作業を「ビーフライ」というハエにも協力してもらってます。ハエと聞くと悪いイメージがありますが、ビーフライは医療用のハエを農作業に応用したものなので安全です。見た目は悪いですが安全です!(見学に来られた方は皆さん驚かれます。そして若干引きます。しょうがないですよね、ハエですから・・・)

ちなみに奇形果率は私たちが手交配した時とほとんど変わらず8%くらいなので、ハエで交配した方が私たちの作業負担が減り助かってます。ビーフライについては別でブログ書こうと思います。

 

③芽かき(12月)

・11月に2芽にしてあると思いますが、花が遅いと12月初旬くらいまで芽かき作業が続くこともあります。昨年は12月1日に芽かき作業が終了しました。

・越後姫の場合、余計な芽が出にくい品種なので2芽にした後は芽かきは行いません。他の品種もよっぽど脇芽が多くなければ芽かきはしません。ただし根元から出てくる〝ドロ芽″と呼ばれる芽は取り除きます。

昨年は12月以降は全ての品種でドロ芽取りを少ししたくらいで、脇芽かきはしていなかったと思います。

④交配

・11月末頃には越後姫の花も咲き揃うので、12月に入ったらミツバチを入れて交配作業を行ってもらいます。

私たちはミツバチの巣箱を同じ西蒲区内で養蜂家している方からレンタルしています。レンタル品なので交配終了後(5月GW明け頃)に巣箱は返却をします。定期的にメンテナンスもしてくれるので助かってます。

・ミツバチが飛び始めたら、手交配を終了してミツバチとビーフライで交配を行います。ハウスに入れたばかりのミツバチは環境に慣れるまでに少し時間がかかるので、様子を見ながら手交配を1週間くらい継続することもあります。

ミツバチを飛び始めたら交配、芽かき作業は注意をしてください!ミツバチに刺されることもあります。ミツバチを刺激しないように注意が必要です。

・年内はミツバチとビーフライに交配作業をしてもらい、1月からはミツバチのみでの交配作業になります。

⑤収穫

・早い品種で年末あたりに初収穫を迎えます。昨年は「すず」が12月16日、「はるひ」が12月27日、「よつぼし」が12月28日に初収穫を迎えていました(越後姫は1月7日)。出荷は1月中旬頃を予定しています(ネット通販は2月開始予定)。

 

こんな感じで作業を進める予定でいます。その他、細かなハウス内の温度管理や潅水管理は別で書くかもしれません。またハウス内の様子などをアップする予定ですが気になる品種などあればハウス内見学もできますのでお気軽に相談ください。見学は2月頃になるとタイミングがあえば試食もできるかも。