いちご交配作業

お疲れ様です。イチゴ栽培担当 カトウです。

10月に定植したイチゴはすくすくと成長し、早い品種で11月上旬から開花が始まりました。

今年も残暑厳しく、10月に入っても暑い日が続いてましたが11月6日に「すず」が一番早く開花!その後も「はるひ」「よつぼし」と実生系品種で花が咲き始め、11月18日に「越後姫(ジフィーセブンC育苗)」が開花、11月25日に「越後姫(10.5㎝ポット育苗)」が咲きました。

咲いた花から交配作業進めていきます。開花が始まって間もない頃は花数も少ないので、耳かきの綿の方で花を優しくなでて手作業で交配をしていきます。開花のタイミングに合わせてビーフライも入れて交配を手伝ったて貰ってます。

ビーフライは蛹の状態で届くので羽化までの時間と羽化後の寿命を考慮して連続で導入しまていきます。ハウス内の温度にもよりますが7~10日を目途に新しい蛹を入れるといいと思います。

12月に入ると花数も増え、手作業では追い付かないのでミツバチを導入して交配をしていきます。ミツバチも新しい環境に慣れるのに時間が必要なのでビーフライに12月中旬頃まで活躍してもらうつもりでいます。

交配がうまくいけば早い品種で年末収穫、「越後姫」は年明け成人の日頃の収穫を見込んでいます。今季も美味しいイチゴが収穫できるよう頑張っていきます。

 

「よつぼし」は最近聞くようになりましたが、「すず」「はるひ」はまだまだ新潟県内でも珍しい品種です。ハウス見学や質問などありましたら、気軽に問い合わせください。収穫のタイミングが合えば試食も出来ます!