いちご 1月と2月の作業予定

お疲れ様です。いちご栽培担当 カトウです。

今回は1月と2月の作業予定を書いていきます。

1月は収穫シーズンの始まり!主な作業は①収穫と出荷(直売所)、②ネット販売の準備、③品種によっては摘花作業(~5月まで)

2月はネット販売も始まります。引き続き④収穫と出荷(直売所、ネット販売)、⑤親苗の管理をしていきます

 

①収穫と出荷(直売所)

・定植から3ヶ月経ち、ようやく長い収穫シーズンの始まりです。1月中旬頃には直売所に出荷できると思います。今年も直売所「越王の里」「そら野テラス」「KITAMAE」の3店舗にいちごを置かせて頂きます。

・いちごは全て朝採りです。特に「越後姫」は果実が柔らかい品種です。ハウス内の温度が上がり、果実の温度が上がる前に収穫をしないと傷みやすくなってしまいます。品質と鮮度を保つためには朝採りが大切!!

・収穫後は一粒づつ重さを測りサイズ毎に分け、奇形果や痛んだ果実を選別します。選別後、各サイズ毎にパック詰めをして直売所に出荷に向かいます。

超大粒!1粒40g以上の〝4Lサイズ″はシーズンを通して収穫量が少ないです。出会えたらラッキー!

少人数での作業になるので直売所開店時間に間に合わない事もあります。申し訳ございません。

 

②ネット販売準備

・今シーズンは5社「新潟直送計画」「フレッシュライン新潟」「ネットショップ四季壮快」「北越農事」「ガタ市」で販売を予定しています。

・新たに新潟日報メディアネット「ガタ市」での販売開始をするために現在準備中です。なんとか2月中には開始できるよう頑張ります。

・今季は「よつぼし」「はるひ」「すず」の3品種を「北越農事」にて試験販売する予定です。数量限定品になるかと思いますが見かけたら是非食べてみてください。こちらも現在準備中で2月中には注文開始できるよう進めています。

県内では、ほとんど栽培されていない3品種、私たちもまだ生産量が少ないので「越後姫」とセットにして数量限定お試し品として販売を考えています。

3品種「よつぼし」「はるひ」「すず」は直売所「KITAMAE」で少量ですが出荷していく予定です。収穫量が少ないので見かけたらラッキー!

 

③摘花作業 5月まで継続

・「よつぼし」「はるひ」「すず」の3品種、特に「よつぼし」は花数が多く、最後に咲く花は小さ過ぎて収穫しても出荷基準に満たないため、摘花を行います。摘花により他の果実に栄養が行くようにしていきます。

・摘花の目安は花数を8~10残すように小さい花を取り除いていきます。週に1回ほど花数を確認していき、5月まで摘花作業を続けていきます。

摘花すると収穫量は減ります、どこまで摘花をして、どこまで残すのがベストか難しところで毎回悩んでいます。ついつい残し勝ちになるんですが規格外品になることがほとんどなので潔く採った方が良い気も、、、難しいですね。

ちなみに「越後姫」は花数10~12くらいですが摘花しません。規格外品と出荷してます。お手頃価格で販売するので結構人気です。他の3品種は収量が少ないので規格外品のパックを作るのも大変です。

 

④収穫と出荷(直売所、ネット販売)

・2月になるとネット販売の注文受付が始まります。収穫でき次第、順次出荷になりますので、天候や生育状況によって発送が遅れる場合もあります。申し訳ございません。

・今季はネット販売を1社増やし、「よつぼし」「はるひ」「すず」の販売にも挑戦します。、、、不安でしかない。注文くるかな?

 

⑤親苗の管理

・昨年の10月から管理していた来季用の「越後姫」親苗、冬の間に葉っぱが赤や黄色になっていくと思います。2月中旬頃から古葉を取り除いて、追肥をして、新葉が出るのを促します。3月には採苗用の高設ベッドに定植をして空中採苗をする予定です。

 

収穫・出荷、ネット販売など始まったらお知らせします。定期的にハウス内いちごの様子をアップしていますが気になる品種や栽培方法、管理などあれば気軽にお問い合わせください。ハウス見学も行っています。見学は2月頃になるとタイミングがあえば試食もできるかも!